活動報告 (2014年下期)

衆議院選挙を終えて(2014/12/19)

大義なき衆議院議員選挙が終わりました。年末の多忙な時期を狙い、争点を明確化せずに急な選挙にすれば、 自公が勝利するという姑息な思惑で国民の血税631億円を浪費した選挙に大義はありません。血税を投入するのであれば、 国民の前に争点を示し、堂々と議論を交わせるようなものにしなければなりません。
民主党「次の内閣」の防衛大臣としては、政府が安全保障関連法案を提出しない中、尖閣等の問題への対処は待ったなしと考え、 先行して提出した「領域警備法」案が審議すらせずに廃案とし、領域対処を先送りしたことに怒りも感じています。
選挙に際しては、安倍政権の暴走、民主主義の危機、格差の拡大、あるいは高齢者や若者を犠牲にする政治といった問題について、 国民の皆様からの懸念の声も聞かれました。このような中で、最大にして現実的な対案を示せる唯一の野党たる民主党への期待も聞かれました。 しかしながら国民の多くの皆様のお声は、「まだまだ民主党に託すには至らない」、「あるいは入れたい政党がない」、 とのものであったと理解しています。改革途上の党とはいえ、国民の皆様の審判を謙虚に受け止め、 二大政党が切磋琢磨できる状況を作らなければ、我が国にとって大きなマイナスです。 特に、民主主義をないがしろにする政権の姿勢、介護保障や教育費の削減、政治改革への後ろ向きな取り組み、 生活実感のある経済の立て直し等について、懸念も存在する中での更なる党改革は必須です。

最後になりましたが、今回の選挙に際しては、埼玉県連選挙対策委員長として、 あるいは党のネット戦略局長として、多くの皆様に大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。

外交防衛委員会にて給与法の改正などについて質問(2014/11/13)

外交防衛委員会にて、自衛官の給与改正に係わる法案については、都市部に在勤する自衛官と 第一線を含めた地方部に在勤する自衛官の所得格差が拡大してしまうことを指摘し、大臣に 再考を迫りました。